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たとえば、高校野球の中継で、打者への投球が始まる前に、投手が捕手へ投げている場面。あれは必ず8球投げる決まりなの? と気になったら、数字の後ろまで見てね。
2026年の高校野球特別規則では、準備投球は8球以下、時間は1分間を超えてはならないとされています。
「8球まで」と「必ず8球」は別。球数だけでなく、時間にも上限があるんです。
8球に届かなくても、1分の枠を超えていいわけではないよ
日本高等学校野球連盟の2026年版特別規則の27項は、捕手を相手に行う準備投球について、球数と時間を一緒に定めています。準備投球は、打者との勝負に入る前に投げ慣らすための投球のことだよ。
整理すると、「8球を超えない」「1分を超えない」の両方。まだ5球だから時間を超えても続けられる、と球数だけで判断する読み方にはなりません。
中継で数えるなら、打者への投球と分けてメモしよう。見えた準備投球の数だけで、すべての投球動作や審判の判断まで分かったと決めないことも大切です。
投手板に着いて準備投球を始めると、投球する義務につながる場面も
同じ特別規則の12項には、控え投手が交代だと間違えて投手板に着いた場合や、投手が打者・走者として前の回を終え、ベンチへ戻らず投手板に着いた場合の扱いがあります。投手板は、マウンド上で投手が投球時に使う板です。
こうした場合に準備投球を始めると、最初の打者がアウトになるか、一塁へ達するまで投げる義務があります。
ただし、負傷や病気で投球できなくなったと球審が認めた場合は例外です。
あっ、「まだ打者に投げていないから、誰とでも自由に入れ替われる」とは限らないんだね。投手板へ着いただけなのか、準備投球まで始めたのか。交代の場面を見るときは、その順序も手掛かりになります。
規則書を調べるなら、年度と高校野球独自の資料を合わせよう
2026年の全国選手権の開催要項では、公認野球規則に加え、アマチュア野球内規、高校野球特別規則とその附記を適用するとされています。
基本の規則を手元で調べたいなら、書籍『公認野球規則2026』もあります。ISBN9784583118017、2026年2月の本です。ISBNは本を識別するための番号です。
高校野球独自の扱いは、本の題名だけで全部載っていると判断せず、連盟の資料も一緒に見てね。
準備投球を見たら、まず8球以下と1分以内。そして交代の話になったら、投げ始めたかどうかへ。違う二つの疑問を分けると、次に確認する規則も探しやすくなるよ。
参照:日本高等学校野球連盟2026年版特別規則12・27項、全国選手権開催要項、国立国会図書館書誌、楽天市場bookfan。2026年10月21日確認。